フィンランドのHumppila（フンピラ）社のHeinia Kainalossaシリーズのガラスプレートです。

こちらのガラスプレートには麦の穂が描かれており、裏面のざらっとした質感の中に浮き上がるようにエンボスされています。（上面はつるっとした質感でフラットです。）縁の部分も真っ直ぐではなく、少し重さもあるため素朴な印象ではありますが、まるで草花が氷に閉じ込められているようで美しいプレートだと思います。

Heinia Kainalossaは「小脇に抱えた干草」という意味で、このシリーズは干草だけでなく白樺や松といったフィンランドの自然の中にある植物をモチーフにしてデザインされました。
デザイナーは木製の球を使ったアクセサリーや雑貨などで有名なAarikka（アアリッカ）の創業者、Kaija Aarikka（カイヤ・アアリッカ）で、彼女はAarikkaで創作する傍ら、Humppila社などにもフリーランスとしてデザインを提供していました。

実際に使われていたお品ですので、多少傷やスレなど見られますが、ヒビやチップはありません。製造時からのものとして、気泡や黒点など見られます。全体的には綺麗な方かと思いますので、ヴィンテージ品としては良好な状態です。


サイズ　：　Φ21cm H1.4cm（重さ約595g）
デザイナー　：　Kaija Aarikka
年代　：　1974-87年


［ヴィンテージ商品に関しまして］
扱っておりますヴィンテージ商品は、ほとんどが実際に使われていた商品ですのでキズや汚れなどが見られます。できる限り気になる部分はご説明しておりますが、細かなキズなど記載しきれない部分もあるかと思います。ヴィンテージ特有の風合いとしてご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。