Iittala（イッタラ）社のKekkerit（ケッケリト）シリーズのレッドワイングラスです。

Iittala社のiマークをデザインしたことでも知られるTimo Sarpaneva（ティモ・サルパネヴァ）によってデザインされたKekkeritはパーティーという意味で、その名前らしくお酒の種類によっていろいろなサイズ展開があります。こちらは赤ワイン用のグラスで、Punnku（プンク）という愛称でも呼ばれています。ガラスには木肌のような、はたまた氷柱のような模様が刻まれ、少し重さはありますがワインを入れるボウル部分はまあるく、ステム（持ち手部分）は太め。ステムの中央近くまでも中身が入るようになっています。
ちなみに、赤ワインを注いで光を当てればグラスの中に真っ赤な花束が現れる、というのがこのグラスの触れ込みだったようです。確かに外側の複雑で細かな模様が花弁の縁のようで、花束もしくは一輪のガーベラのようなお花が現れてくるようでした。是非お手元でやってみていただきたい美しさです。（画像は分かりにくいので色薄めにしています）

実際に使われていたお品ですが、あまりキズも見られずヒビやチップはありません。製造時からのものとして、気泡が見られるものもあります。全体的には綺麗な方かと思いますので、ヴィンテージ品としてはとても良好な状態です。在庫のコンディションは同程度です。


サイズ　：　Φ9cm H12.5cm（容量約330ml）
デザイナー　：　Timo Sarpaneva
年代　：　1972-86年


［ヴィンテージ商品に関しまして］
扱っておりますヴィンテージ商品は、ほとんどが実際に使われていた商品ですのでキズや汚れなどが見られます。できる限り気になる部分はご説明しておりますが、細かなキズなど記載しきれない部分もあるかと思います。ヴィンテージ特有の風合いとしてご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。