フィンランド、Fiskars（フィスカース）社のTriennale De Luxe（トリエンナーレデラックス）のディナーフォークです。

1957年にイタリアで開催された第11回ミラノトリエンナーレで金賞を受賞したシリーズで、その中でもこちらは、柄に今ではとても貴重なブラジリアンローズウッドを使ったTriennale De Luxeです。（De Luxeには柄が樹脂のタイプもあります。）デザイナーのBertel Gardberg（ベルテル・ガードバーグ）はフィンランド銀細工の父とも呼ばれており、FiskarsやHackmanのカトラリーを多くデザインしたことでも知られています。美しいフォルム、そしてローズウッドとステンレスの高級感のある組み合わせも素晴らしい、とてもエレガントなカトラリーシリーズです。

実際に使われていたお品ですので、使用感があり、ステンレス部分にキズや若干歪み、柄のウッド部分にはキズや色抜けなど見られます。Aはウッド部分の色が濃いめで、柄の裏部分に長さ1.5cmほどの木目の盛り上がりが感じられます。亀裂かもしれませんがそこまで酷いものではないかと思います。Bは比べると色が明るめです。どちらも柄とステンレスの継ぎ目部分に変色が感じられます。状態としてはやや良好な状態ですが、どちらも時を経たヴィンテージ品としては良いお品です。


サイズ　：　W2.5cm L18cm
デザイナー　：　Bertel Gardberg
年代　：　1962-89年


［ヴィンテージ商品に関しまして］
扱っておりますヴィンテージ商品は、ほとんどが実際に使われていた商品ですのでキズや汚れなどが見られます。できる限り気になる部分はご説明しておりますが、細かなキズなど記載しきれない部分もあるかと思います。ヴィンテージ特有の風合いとしてご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。